トマトの育て方|夢印栽培20年

実践的なトマト栽培方法を写真と図版でわかりやすく解説

ポンデローザトマトとは?|昔ながらの味が楽しめる大玉トマト【固定種】

ポンデローザトマト

 

ポンデローザトマトは、日本で長く親しまれてきた桃色系大玉トマトの代表的な固定種です。戦前から栽培され、「昔のトマト」と聞いて思い浮かべる味として記憶している方も少なくありません。

現在主流となっている甘みが強く日持ちの良い品種とは異なり、青みを感じる香りとほどよい酸味、自然な甘みが調和した奥深い味わいが魅力です。日本のピンク系トマトの歴史を語るうえでも欠かせない品種であり、後に登場した「世界一トマト」の元になった品種としても知られています。


■ ポンデローザトマトの基本情報

・種類:大玉トマト

・果重:約200~300g

・果形:やや扁平

・果色:桃色(ピンク系)

・分類:固定種

・特徴:日本の桃色系トマトの代表品種


■ ポンデローザトマトの特徴|昔ながらの味が楽しめる

日本を代表する桃色系固定種
戦前から栽培されてきた歴史ある品種で、「昔ながらのトマト」として親しまれています。

香り・酸味・甘みのバランスが良い
青みを感じる香りとほどよい酸味、自然な甘みが調和し、奥深い味わいを楽しめます。

200~300gの大玉になりやすい
果実はやや扁平で、生育が良いほど形がいびつになることがありますが、味や品質にはほとんど影響しません。

家庭菜園で今も人気の固定種
市場では栽培が減っていますが、味を重視する家庭菜園では現在も高く評価されています。

皮が薄く裂果しやすい
果肉はジューシーで口当たりが良い反面、水分の急激な変化によって裂果しやすい特徴があります。

 

ポンデローザトマト C)victoryseeds.com


■ ポンデローザトマトを育てて感じた魅力

昔ながらのトマトらしい味わい
完熟果は果汁が豊富で、甘さだけでなく香りや酸味、コクのバランスを楽しめます。

見た目より味を重視したい方におすすめ
形が少しいびつになることがありますが、それも固定種ならではの個性として楽しめます。

自家採種を楽しめる
固定種なので、毎年元気な株から種を採り、育て続けられることも魅力です。

自分だけの系統を育てる楽しさがある
病気のない完熟果から採種し、毎年育てることで家庭菜園ならではの楽しみが広がります。


■ ポンデローザトマトの育て方

1花房3果程度を目安に管理する
果実を付け過ぎないことで、一つひとつの実が充実し、味も良くなります。

草勢が強く収穫量も期待できる
生育は旺盛で、上段まで安定して着果しやすい品種です。

急激な乾湿差を避ける
皮が薄く裂果しやすいため、水やりは一定を心掛け、梅雨時は雨よけ栽培がおすすめです。

連作を避けて病気を予防する
萎ちょう病などを防ぐため、清潔な培養土を使用し、同じ場所での連作は避けましょう。

一般的な大玉トマトと同じように育てられる
基本管理は通常の大玉トマトと変わらず、初心者でも育てやすい固定種です。