トマトの育て方|夢印栽培20年

実践的なトマト栽培方法を写真と図版でわかりやすく解説

ブランディーワインとは?巨大で濃厚な味わいを楽しめる人気トマト【固定種】

ブランディーワインレッド C)つる新 種苗店

 

ブランディーワインは、アメリカで古くから受け継がれてきた歴史ある固定種です。巨大な果実と独特のゴツゴツした形が特徴で、「ビーフステーキトマト」の代表品種として世界中で親しまれています。

現在流通している種子には、ブランディーワイン、ブランデーワイン、ブランディワインなど複数の表記があります。また、長い歴史の中でさまざまな系統が保存されてきたため、果実の色や形に違いが見られることもあります。

甘さだけを追求した品種ではありませんが、濃厚なうま味と昔ながらのトマトらしい香りを楽しめることから、今でも世界中の家庭菜園愛好家に人気があります。


■ ブランディーワインの基本情報

・種類:大玉トマト(ビーフステーキトマト)

・果重:約300~500g

・果形:扁平・ゴツゴツした形

・果色:赤・ピンクレッド・ワインレッド系(系統による)

・分類:固定種

・原産:アメリカ


■ ブランディーワインの特徴|巨大で濃厚な味わいが魅力

ビーフステーキトマトを代表する品種
ブランディーワインは、アメリカで古くから親しまれてきたビーフステーキトマトです。大きく扁平な果実と濃厚な味わいで、現在でも人気の高い品種です。

300~500gの超大玉になる
一般的な大玉トマトよりさらに大きく育ちます。栽培条件が良いと500gを超え、1kg近くまで育つこともあります。

形や色に個体差がある
長年受け継がれてきた固定種のため、種の系統によって果実の色や形に違いが見られます。それもブランディーワインならではの魅力です。

甘さよりもうま味を楽しむトマト
糖度だけを追求した品種ではありませんが、トマト本来の香りとうま味が濃く、昔ながらの味わいを楽しめます。

加熱するとさらにおいしい
軽く焼いてハンバーガーや肉料理に添えると、濃厚な果肉とうま味が引き立ちます。サンドイッチにもよく合います。

ゼリー質が少なくパンに合わせやすい
子室が細かくゼリー質が少ないため、水分がパンに染みにくく、サンドイッチの具材にも向いています。

 

ブランディーワインブラック 系統によって果実の色や形が異なります


■ ブランディーワインを育てて感じた魅力

毎年違った表情を見せてくれる
固定種ならではの魅力で、果実の大きさや形、色合いに個体差があります。同じ品種でも一つとして同じ実にならない面白さがあります。

迫力ある超大玉を収穫できる
300~500gほどの果実が実る姿は存在感抜群です。栽培環境が良いと500gを超えることもあり、収穫する喜びを存分に味わえます。

料理にすると本来のおいしさが際立つ
生食も楽しめますが、軽く焼いてハンバーガーや肉料理に添えると、濃厚なうま味と香りが一層引き立ちます。

昔ながらのトマトらしい風味を楽しめる
近年人気の高糖度トマトとは違い、甘さだけではなく、酸味・うま味・香りのバランスを楽しめる伝統的な味わいです。

固定種ならではの魅力がある
長い年月受け継がれてきた歴史ある品種で、家庭菜園でも世界中の愛好家から親しまれています。


■ ブランディーワインの育て方

ブランディーワインは、一般的な大玉トマトと同じように育てられます。ただし、果実が非常に大きく重くなるため、支柱や肥料管理には少し注意が必要です。

丈夫な支柱でしっかり支える
果実が重くなるため、通常の大玉トマト以上に支柱と誘引をしっかり行います。花房ごと折れてしまうこともあるため注意しましょう。

1本仕立て・2本仕立てどちらでも栽培できる
一般的なトマトと同様に栽培できますが、2本仕立てにする場合も支柱を十分に補強すると安心です。

多肥を避ける
肥料を与え過ぎると樹勢が強くなり、花房の先から葉が伸びる「樹ボケ」を起こしやすくなります。元肥・追肥とも控えめを意識すると育てやすくなります。

収穫まで少し時間がかかる
果実が大きいため、開花から色付いて収穫するまで一般的な大玉トマトより長めです。完熟までゆっくり待つことで、本来のおいしさを楽しめます。

葉や花も個性的
葉はジャガイモのように丸みがあり、花も一般的なトマトとは少し異なる形をしています。観賞価値も高く、育てる楽しみの一つです。

 

開花から収穫するまでゆっくりと育てると旨味が増します C)organicindiaseeds


■ ブランディーワインの魅力まとめ

ブランディーワインは、アメリカで古くから栽培されてきた代表的なビーフステーキトマトです。

巨大な果実と昔ながらの濃厚なうま味、固定種ならではの個性的な果実が魅力で、世界中の家庭菜園愛好家から現在も高い人気を集めています。

一般的な大玉トマトと同じように育てられますが、果実が重いため支柱をしっかり立てることと、多肥を避けることが栽培のポイントです。

巨大なトマトを収穫する楽しさと、伝統品種ならではのおいしさを味わいたい方は、ぜひ一度育ててみてください。


■ ブランディーワインはこんな方におすすめ

  • 巨大な大玉トマトを育ててみたい
  • 昔ながらの濃厚なトマトの味を楽しみたい
  • 固定種を毎年育てたい
  • ハンバーガーやサンドイッチ用トマトを作りたい
  • 海外の伝統品種に興味がある